CPUで使用するプログラムやデータを一時的に保存する高速記憶装置がメモリーです。動作としては、CPUが必要とするデータを一時的に記憶されたプログラムにしたがってメモリーから読みだされ、その計算結果を再びメモリーに書き戻すといったことをします。
CPUで使用するプログラムやデータを一時的に保存する高速記憶装置がメモリーです。動作としては、CPUが必要とするデータを一時的に記憶されたプログラムにしたがってメモリーから読みだされ、その計算結果を再びメモリーに書き戻すといったことをします。
また、メモリーには幾つかの速度別の規格が用意されています。メモリーの速度が高速になっても体感出来るほどではありませんが、メモリーの容量不足はレスポンス低下につながるので、少ないよりは多いほうがいいと言うことになります。
【規格】規格はDDR2、DDR3、DDR4と表示され、それぞれ互換性はありません。CPUが内蔵するメモリーコントローラーで規格が決まり、規格から速度幅が決まります。世代が新しくなるほど速度が速い傾向にあります。
【動作周波数】メモリーの動作周波数は転送レートと直結しています。メーカーが表記する場合、計算上PCメモリーは1クロックあたり2回転送(実動作周波数は半分)するので、DDR2なら800MHz、DDR3なら1333MHzなど、転送レートをそのまま周波数として表記しています。
【チャンネル数】CPUには複数のメモリーを挿すことで高速アクセス出来る機能(デュアルチャンネル・トリプルチャンネル・クアッドチャンネル)があります。LGA1151やLGA1150のプラットフォームならデュアルの2枚挿し、LGA2011-v3プラットフォームならクアッドの4枚セットで取り付けることで最大の性能が得られます。通常のPC用のメモリーモジュールであれば64bit幅なのでデュアルだと128bit幅、クアッドだと256bitでアクセスが可能です。
【アクセスタイミング】メモリーが読み書きする時の細かな動作が起こるタイミングのことです。メモリーモジュールメーカーではデータ要求からデータが送られてくる遅延「CL=9」、「CL=7」といった表記をしています。数字の少ない方が転送速度は速いがCLが変わってもアプリケーションレベルでは体感出来ません。